●引退のご挨拶。 |
2003/11/27
お陰さまで引退式を無事に終える事が出来ました。とても立派な舞台を用意して頂いてとても光栄でした。
さて、“ エキシビジョンマッチで着用したトランクス。”なんとも色褪せてヨレヨレのをはいてきたなぁと見た方は思われた事でしょう。でもそのトランクスは、私が小国ジムに一般部で入門して、普通の短パンをはいて練習をしていたある日、斎藤会長が“これ、はきなよ”とくださったものなのです。運動不足とストレスを解消するためにジムに通っていたのですが、その頃から、選手として試合に出てみたいと思うようになったのです。
ジムに通ううち、練習試合などに出るようになり、だんだんもっと本格的にやりたくなってきました。会長のおだて(笑)もあり、プロ選手になろうと決意、会社を辞め、まずは、プロテスト受験に専念しました。翌96年、デビューしてから7年間、ずっと勝ち負けどっこいどっこいの 戦績でした。また、その間にもいろいろな事があり、いろいろな事を感じ、考えもしました。そう、辛いことも嬉しいことも…。 でも、ずっとキックという一つのことを続けて来れたのは、斎藤会長のいらっしゃる小国ジムにいたから、と今改めて痛感しております。
ジムでいろいろな人と出会いました。会長や奥様、コーチ、一緒に練習や試合を乗り越えてきた先輩や仲間たち、ジムの一般部の人たち、その他にもたくさん方々に支えられ、励ましてもらっていたのだと今改めて感じています。そしてたくさんの思い出もつくる事ができました。普通の社会生活では、味わうこともできない様々なことを体験出来ました。
引退理由?今年の試合内容が悪かったのが一つ。また、5月頃、足の怪我で練習をしばらく出来なかった時、いろいろな事を考えてしまいました。この落ち込みから立ち上がっていくには、かなりの時間が必要だと思いました。もともと、選手を辞めたらキックとは、全く離れた仕事をやろうと考えていたのですが、将来的に、自分で商売をやると決め、次のステップ を踏むのなら早い方がよいと考えての引退でした。まだビジョンも曖昧なのですが、これからの丸山にもどうぞご声援を!今迄本当にありがとうございました。失礼致します。
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